| 銀行から融資を受けたい
企業が事業に必要な資金を調達するには、銀行や信用金庫などの金融機関からの融資を受けることが一般的です。
融資(借り入れ)を受ける際には、特に資金繰り表の作成が重要です。
資金繰り表は、一定期間の現金収入と現金支出を分類・集計することが目的であり、現金収支の動きを把握したり、現金過不足の実態など追うために必要な表です。
金融機関は、事業の遂行・実行段階において、現実的な資金運用をしているかシビアに見られます。
資金繰り表の作成には、
・月次推移試算表
・現金出納帳
・預金出納帳または預金通帳
・手形帳、借入金返済明細
などの書類を用意しておくとスムーズです。
損益計算書上では利益が出ていても、資金繰りがうまくいかず、倒産してしまう会社も中には存在します。
いわゆる「黒字倒産」といわれます。この黒字倒産を避けるためにも、資金繰り表の作成はとても重要です。
金融機関からの融資をご検討の際には、経営状態が悪化する前に相談・改善案を検討しないと、悪化してからでは改善策の策定ができず、融資を受けることが困難になりますので、早めの対策を心がけましょう。
当社の代表である平井は、地元の信用金庫において約20年勤めておりましたのでノウハウがあります。
お気軽にご相談ください。
| クラウドファンディングの活用
金融機関からの融資以外にも資金調達手段として、最近注目されているのがクラウドファンディングです。
クラウドファンディングとは、インターネット上で、不特定多数の企業や個人から、新商品や新サービス等のプロジェクトに対して、資金を調達する仕組みです。投資家から資金を調達し、目標設定金額が達成された時のみ資金を調達できる場合や、目標設定金額に達しなくても達した金額だけ得られるなど、独自の条件があります。
大きく分けて、以下の4つの型があります。
・「購入型」:投資と引き換えに、商品・グッズ、サービスを提供する仕組み。
・「寄付型」:投資のお礼として、手紙や写真などを提供する仕組み。
・「融資型」:個人から小口資金を集め、大口化して企業に融資する仕組み。(※投資商品に該当するため法規制あり。)
・「投資型」:未公開株を提供する代わりに、資金を募る仕組みです。
日本では主に、「購入型」が一般的で、新商品開発や新サービス開発の際、開発資金調達手段としてや、テストマーケティング(ユーザーの関心が高ければ投資資金が増えるため)の一環として活用され始めてきています。
購入型のクラウドファンディングは主に、Readyfor、CAMPFIRE、Makuakeといったプラットフォームがあり、企業が扱う商品や資金調達理由によって、効果的なサービスの選択が必要です。BtoC事業が多いですが、最近ではBtoB企業でも活用が増えつつあります。
フライングサポートでは、クラウドファンディングの知識や活用方法に詳しいコンサルタントが、丁寧にアドバイスさせていただきます。